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広島支社は宿命的に魔改造である

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カテゴリ:スタッフの日記




平素より大変お世話になっております。
管理業務課の矢原です。

ここのところ天気が不安定ですね。
仕事柄外にいることも多いので、気力がゴリゴリ削られるのですが、皆様大丈夫でしょうか。


前回の更新でマニアックな電車の話を致しました。
誰からも怒られる気配がないので今回もその続きを。


さて、私は電車に乗る機会なんかねえよ。と。
そう言い放ったわけですが。これを書いてる場所は新下関駅でございます。


何をしにきたかって?そりゃあ電車に乗りにきたに決まってるじゃないですか。
よくよく考えたら飲み会のときは電車移動ですよね。飲酒運転、ダメ、絶対。


で、例によって末期色のいや、真っ黄色の115系に揺られて下関駅を目指すのであります。

ちなみにこの塗装、なんの脈絡もなく黄色く塗られたわけではありません。
一応、瀬戸内地方の豊かな海に反射する陽光のイメージであり、山陽限定仕様であったりします。

その証拠に山陰本線を走るディーゼル車はオレンジに塗られています。
画質は悪いですがこんな感じ。



まあこちらの塗装はただの国鉄時代のリバイバルなのですが。

さて。帰りの電車で例の魔改造車両に出会いました。
前回、また機会があればと言っていたアレですね。機会、あっちゃいました。

が通常の115系、下が魔改造された115系です。






素人目にもなんとなく違うなーくらいはわかりますかね。


この列車。何を魔改造したかと言いますと。
話は遠い昔に遡ります。

当時新幹線が台頭した国鉄にあって、在来線の長編成電車は徐々に需要を失っていきました。
むしろ編成は短く、数多く本数を走らせるという需要が発生したわけです。

長い編成の電車を短くすること自体はさほど難しくないのですが、ここで大きな問題に直面しました。

当然といえば当然なのですが、運転台がついている制御車が不足したのです。
いわゆる中間車両は沢山あるけど、先頭車両がない状態ですね。
かといって当時の国鉄に新型車両を作るだけの余力は既にありません。


そこで国鉄が考え出したのが魔改造でした。
編成を短くすることによってうまれた余剰中間車両に、役目を終えた列車の運転台を無理やりつけ始めたのです。

その結果。まるで食パンをパン切り包丁でスライスしたかのような、ひどく異彩を放つ先頭車両が生み出されたのでありました。115系の代名詞、パノラミックウインドウを全否定するかのような。

そして今に至るまで、『古い電車を大切に末長く使いましょう計画』のもと運用を続けられてきたのであります。


今日まで、「昔話」となることなく。


しかし、この春。
この魔改造物語も少なくとも下関では「昔話」へと変わります。
私もあと何度乗ることができるのかわかりませんが、もし末期色に乗る機会がありましたら、是非先頭車両を覗いてみてください。


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