皆様昨日は節分でございました。
コンビニやスーパーの陰謀には踊らされてきましたか?
私はきっちり半額になった恵方巻きを確保してまいりました。
え?セコい?
いいんですよ。独り身ですから。
それに廃棄になったらもったいないでしょう。
今年は大分問題提起されてましたけどね。
それに、そういった社会問題を無視すれば、踊らされるのは大いに結構だと思いますよ。
結果的には家族の団欒にひと役買っている側面もありますし。
え?だから私は独りで食べましたって。
さてさて、年が明けて早くも1ヶ月。また新しい月が始まりました。
私はこの時期大抵事務所にいません。
市内の物件の契約書は、入居時の日割りを認める一方、退去時の日割りはないというものが主流ですので、必然的に月末退去となるケースが多いのですね。
鍵を開ける瞬間なんてのはドキドキでしてね。あれは黒ひげ危機一発の剣を刺すときの感覚、といえば伝わりますか。可能な限り綺麗であってくれと願うのであります。
私どもはリフォーム業者ではありませんので、そこに儲けを見出しても仕方がないのであります。
むしろ部屋がボロボロだと、内装業者さんとの現地立会いが必要になったり(項目が多すぎると言葉や紙では伝わらないのです……。)、オーナー様に莫大な補修費を告げなければならなかったり、退去者様と補修費の按分で揉めたり……ああ、もう思い出したくない。
汚れっちまったんじゃないんですよ。
汚されちまったんですよ。
他方、綺麗な物件なんかは清掃だけで済むこともあります。
そうなれば業者さんに見積もりもしてもらわなくてもいいし、オーナー様も負担はないし、退去者様にも契約書に明記してある清掃代だけご請求差し上げれば済むのです。
ですので、ドアを開ける瞬間は一瞬の覚悟が要ります。ああ、先程黒ひげで例えましたが、もっと秀逸な喩えが浮かびました。
芸能人格付けチェックで、梅宮辰夫さんが入っている部屋で一緒に待っている芸能人はきっとこんな気分です。
もっとも私はドアを開ける側のはずなのですが。
昨日で先月末に退去した分はすべて、チェックが完了しました。
今のところは揉めそうな案件もなさそうで、胸をなでおろしています。
業務日報に走行距離を書かないと帰れません。