平素よりお世話になっております。
管理業務課の矢原です。
皆様、年が明けて10日が経ちましたがお仕事、学校いかがでしょうか。
そろそろしんどくなってきたんじゃないですか。
私は本日は雑排水枡のお掃除でした。
皆様ご存じです?雑排水枡。
建物にはいわゆる生活排水を流す枡があります。お風呂や台所などの水を流すのが雑排水枡です。
いわゆる会所枡のことですね。
ちょっと家の周りを歩いてみてください。
ほら、そこにマンホールがあるじゃろう。
そうそう、それそれ。
普通に使っていると詰まることなどそうそうないのですが、使い方が悪いと定期イベントの如く詰まりあげるのがこの雑排水枡という奴なのです。
突然ですが、揚げ物、お好きですか。
コレステロールが気になりますね。
でも、廃油の処理も気にしてくださいね。
というのも雑排水枡が詰まる大きな要因は油かすなのです。
お料理をされる方なら、言うまでもないことでしょうが揚げ油を捨てるときに、シンクに流してはいけません。
油が固まり、雑排水が詰まります。
するとどうなるかというと、まあ、言うまでもありませんが、行き場をなくした雑排水がマンホールから溢れてきます。
その光景たるや否や。
ですので、事務所の電話が鳴り響き、電話応対者より「◯◯アパート、マンホール溢れてます」と聞いた日にゃあ、私の心はちょっとしたスペクタクルでございます。
それでも被害拡大前にご連絡を頂けると、非常に助かるのですが。
現場に急行。今回の原因は油かすと言うよりも髪の毛でございました。
たかが髪の毛と侮るなかれ。堆積していくと本来なら流れた雑排水さえせき止める天然のフィルターと化します。
そこで、お風呂掃除をしている奥様。
そう、貴女。
右手に持たれた排水目皿のゴミは何卒燃えるゴミへお願いします。
ああ、水曜日とかに捨てちゃダメですよ。
私たち、自治体に怒られちゃいます。
雑排水枡の中は、まあ、開けてみればわかるのですが、えもいわれぬ光景と、形容しがたい臭いに包まれております。
ブログの書き手としては失格な表現ですが。
願わくばもう一生開けたくないところです。
その夢は儚く散るのでしょうがね。
さてさて、先日の更新で社内でインフルエンザが発生したと、取ってつけたように、まあ実際最後に取ってつけたのですが、書いておりました。
パンデミックです。
日に日に社内に感染が拡大しております。
もはや誰が菌を持っているかわからない、互いが互いを疑いあう疑心暗鬼状態です。
ここがクローズドサークルならば、「こんなとこにいられるか。私は家に帰るぞ!」とでも言ってやりたい気分です。
今回のインフルエンザは珍しく感染経路は明確でして、新年会の二次会参加者が軒並みやられております。
最早どこまで感染が拡大するか、見当もつきません。
そして誰もいなくなる、というのも時間の問題なのでは……。
早いところ、インフルエンザウイルスの死という結末を以って、このパンデミック物語というミステリーの幕が降りるのを願ってやみません。
犯行動機を書いた紙をボトルに入れる必要などありませんから。可及的速やかに。
皆様、注意して防ぎきれるものでもないやもしれませんが、くれぐれもご注意ください。
本当、どこで菌を貰うかわかりませんので。